テーブルの最終と途中にフィールドを追加する:問題3 - Access練習問題

問題:「商品管理.accdb」を開き、「T-商品マスター」テーブルの最終行に「適正在庫」フィールドを、「商品名」と「販売単価」の間に「仕入単価」フィールドを追加してください。

テーブルが下表の構成になるように、フィールドを追加します。

テーブル名「T-商品マスター」
フィールド
フィールド名 データ型 説明(オプション)
主キー 商品ID オートナンバー型
商品コード 短いテキスト 「-」を付けて入力する
商品名 短いテキスト
仕入単価 通貨型
販売単価 通貨型
適正在庫数 数値型

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T-商品マスターテーブルを開く

Accessを起動し「商品管理.accdb」を開きます。
左のナビゲーションウィンドウに表示されている、「T-商品マスター」上で右クリックし表示されるメニューの[デザイン ビュー」をクリックします。

メニューの[デザイン ビュー」をクリック

もし「T-商品マスター」テーブルが表示されていなければ、ナビゲーションウィンドウの上のタイトル表示をクリックします。
メニューが表示されるので、[テーブル]か[すべてのAccessオブジェクト]を選択します。
これで表示できます。

テーブルが表示されていない場合の表示方法

テーブルの最終行にフィールドを追加する

テーブルの最終行に移動しフィールド名に「適正在庫数」と入力し、データ型から「数値型」を選択します。

フィールド名に「適正在庫数」と入力し、データ型から「数値型」を選択

数値型の説明

数値型には下記のフィールドサイズを選択できます。

  • バイト型 : 0 ~ 255の整数
  • 整数型 : -32,768 ~ 32,767の整数
  • 長整数型 : -2,147,483,648 ~ 2,147,483,647の整数
  • 単精度浮動小数点型 : 最大有効桁数が7桁の -3.4x1038 ~ 3.4x1038の浮動小数点値
  • 倍精度浮動小数点型 : 最大有効桁数が15桁の -1.797 x 10308 ~ 1.797 x 10308の浮動小数点値
  • レプリケーションID型 : レプリケーション(複製を同時更新)に必要なGUID、GUIDとはGlobally Unique Identifierの略で、デバイスの一意な識別子、現在の日付と時刻、通し番号から生成される16バイト値(あまり使いません)
  • 十進型 : -9.999... x 1027 ~ 9.999... x 1027の数値、28桁精度で計算誤差がありません。(通常通貨型を使用します)

数値を扱うデータ型にAccess2016から「大きい数値」が追加されました。
「大きい数値」の範囲は、-9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,272,036,854,775,807 になります。


テーブルの最終行にフィールドを追加する

1.フィールドを追加する1行下のフィールドに移動します。

2.リボンの[テーブル ツール]~[デザイン]~ツール グループの[行の挿入]をクリックします。

ツール グループの[行の挿入]をクリック

これで下のように空白行が挿入できます。

空白行が挿入できた

フィールド名に「仕入単価」と入力し、データ型から「通貨型」を選択します。

フィールド名に「仕入単価」と入力し、データ型から「通貨型」を選択

テーブルを保存し、テーブルビューで確認してください。
最終位置に「適正在庫数」が、途中に「仕入単価」フィールドが追加されました。

テーブルビューで確認

フィールドの変更については、「フィールドを修正する」「フィールドを移動する」「フィールドを削除する」を参照してください。


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