前回からの続きです。
今回、リレーションシップを設定します。
リレーションシップとは、複数のテーブルを関連付けることで、ひとつのテーブルのように操作できるようにすることです。
「データベースツール」の「リレーションシップ」をクリックします。
「テーブルの表示」ダイアログが表示されます。
全部のテーブルを選択し、「追加」ボタンをクリックします。
テーブルのフィールド一覧が表示されますので、自分が分かり易いように配置します。
配置はテーブル名の部分をドラッグするとできます。
「顧客マスター」の「顧客ID」を「販売データ」の「顧客ID」の上までドラッグします。
そうするとリレーションシップのダイアログが表示されます。
ダイアログの「参照整合性」のチェックをONにします。
「参照整合性」のチェックをONにすると、テーブル間で矛盾するデータ処理ができなくなります。
例えば、販売データを入力する際、顧客マスターに登録されていない顧客を登録することができなくなります。
そのおかげで、信頼できるデータベースとなります。
現在問題になっている年金問題など、住民票や健康保険などとリレーションシップを結んでデータ入力したとすると、
間違ったデータを入力した場合など名前や住所などと整合性が合わなくなり、これほど大きな被害が出ていないかもしれません。
「商品マスター」の「商品ID」を「販売データ」の「商品ID」の上までドラッグします。
そうするとリレーションシップのダイアログが表示されます。
ダイアログの「参照整合性」のチェックをONにします。