DCOUNT関数は、条件を設定したフィールドからカウントしたレコード数を返す関数です。
例えば、在庫が100以上のレコード数や、名前に「田」が付く人のレコード数などをカウントすることができます。
クエリを作成する、元となる「商品マスター」テーブル
オートナンバー型の「商品ID」フィールドは、レコードが削除されたため欠番ができ、連番でなくなっています。
そこでDCOUNT関数を使い連番を作成します。
クエリの作成
リボンの[作成]~[クエリデザイン]をクリックします。
元になる「商品マスター」テーブルを選択し、表示したいフィールドを指定します。
下のDCOUNT関数を使った式を入力します。
連番: DCount("商品ID","T_商品マスター","商品ID<="
& [商品ID])
全体の商品IDから自身の商品IDより小さなレコード数をカウントします。
結果、連番になります。
作成したクエリの実行結果
連番フィールドが表示され、連番になっています。