■ 構文
MidB(string, start[, length])
■ 引数
string : (必須) 取り出す元の文字列を指定します。
start : (必須) 先頭から何バイト目かを指定します。
length : (省略可) 取り出すバイト数を指定します。省略した場合か、length より短い文字数しかない場合には、残りすべての文字が返されます。
■ 戻り値
MidB関数は、バリアント型で返します。
MidB$関数は、文字列型で返します。
MidBで日本語の2バイト文字から、文字の半分を取り出した場合、文字にならずに文字化けし返る場合があります。
■ Access実行画面
「検索対象文」に、取り出す元の文字を入力します。
「取り出す位置」に、取り出し開始位置をバイトで指定します。
「取り出す文字数」に、取り出すバイト数を入力します。
「Mid関数 実行」ボタンをクリックすると、Mid関数実行結果のテキストボックスに取り出した結果を表示します。
「MidB関数 実行」ボタンをクリックすると、MidB実行結果のテキストボックスに取り出した結果を表示します。
「Access関数 Mid: 指定した位置から、指定した文字数分の文字列を返します。」の9文字目から、14文字なので、「Mid: 指定した位置から」となっています。
MidBの場合、9バイト目から14バイトなので、「ss関数 Mi」となっています。
■ Access実行コード
Option Compare Database
Private Sub Form_Load()
'対象文字列
Me!テキスト0 = "Access関数 Mid: 指定した位置から、指定した文字数分の文字列を返します。"
'取り出す開始位置
Me!テキスト2 = "20"
'取り出す文字数
Me!テキスト1 = "10"
End Sub
Private Sub コマンド3_Click()
' MidB関数実行
Me!テキスト4 = MidB(Me!テキスト0, Me!テキスト2, Me!テキスト1)
End Sub
Private Sub コマンド5_Click()
' Mid関数実行
Me!テキスト6 = Mid(Me!テキスト0, Me!テキスト2, Me!テキスト1)
End Sub