Access Join関数は1次元配列に含まれる各要素の内部文字列を結合して作成される文字列を返します。
■ 構文
Join(sourcearray [, delimiter])
■ 引数
sourcearray : (必須) 結合する文字列を含む 1 次元配列を指定します。
delimiter (デリミタ): (省略可) 戻り値となる文字列を区切る、文字を指定します。省略すると、スペース (" ")で区切られます。■ 戻り値
Join関数は、バリアント型で返します。
Join$関数は、文字列型で返します。
■ Access実行画面
「配列0~5」のテキストボックスに、配列のデータを表示しています。
「Join関数実行」ボタンをクリックすると、配列を結合した結果を、実行結果に表示します。
区切り記号(デリミタ、セパレータ)は、","(コンマ)を使用しています。
■ Access実行コード
Option Compare Database
Dim stxt(5) As String
Private Sub Form_Load()
Dim i As Integer
'配列の初期化
stxt(0) = "Access"
stxt(1) = "関数"
stxt(2) = "配列"
stxt(3) = "結合"
stxt(4) = "Join関数"
stxt(5) = "Join$関数"
'配列をテキストボックスに代入
For i = 0 To 5
Me("テキスト" & i) = stxt(i)
Next
End Sub
Private Sub コマンド12_Click()
'join関数の実行
Me!テキスト13 = Join(stxt, ",")
End Sub