Access InputBox関数はテキストボックスに入力可能なメッセージ付きのダイアログボックスを表示します。
■ 構文
InputBox(prompt[, title] [, default] [, xpos] [, ypos] [, helpfile, context])
■ 引数
prompt (必須): ダイアログ ボックス内に表示するメッセージを指定します。
・最大文字数は約1,024 文字以内
・複数行を表示させる場合は、キャリッジ リターン (Chr(13))、ライン フィード (Chr(10))、又はChr(13) &
Chr(10) を使用します。
title (省略可): ダイアログ ボックスのタイトル バーに表示する文字指定します。
default (省略可): 初期値の文字列式を指定します。省略すると、何も表示されません。
xpos (省略可): ダイアログ ボックスの水平位置を、twip 単位で指定します。
ypos (省略可): ダイアログ ボックスの垂直位置を、twip 単位で指定します
helpfile (省略可): 使用するヘルプ ファイルの名前を指定します。
context (省略可): ヘルプ トピックに指定したコンテキスト番号を指定します。
■ 戻り値
テキストボックスの内容を文字列型 (String) で返します。
■ Access実行画面
[実行手順]
1)個人情報入力ボタンをクリック
2)”名前を入力してください。"のダイアログボックスが表示されるので、テキストボックスに入力します。
初期値は苗字と名前の入力例とし、「○○ ○○」としています。
3)”年齢を入力してください。"のダイアログボックスが表示されるので、テキストボックスに入力します。
初期値はなしです。
名前の入力ダイアログ
年齢の入力ダイアログ
個人情報を入力したフォーム
■ Access VBA 実行コード
Option Compare Database
Private Sub コマンド0_Click()
Dim sans As String
sans = InputBox("名前を入力してください。", "個人情報入力", "○○ ○○")
Me!ラベル2.Caption = sans
sans = InputBox("年齢を入力してください。", "個人情報入力", "")
Me!ラベル4.Caption = sans
End Sub