Access String関数は指定した文字コード (ASCII またはシフトJIS) か、文字列の先頭文字を、指定した回数分並べた文字列を返します。
■ 構文
String(number, character)
■ 引数
number (必須): 文字をいくつ繰り返すかを、長整数型 (Long) の値で指定します。
character (必須): 文字コード、または文字列式をバリアント型で指定します。
■ 戻り値
文字コードか、文字列の先頭文字を、number回数分並べた文字列を返します。
String関数はバリアント型、String$関数は文字列型で返ります。
■ Access実行画面
「繰り返す回数」に数値、「繰り返す文字」に文字列を入力し、「実行」ボタンをクリックすると、String関数の実行結果が表示されます。
実行結果は”なつ”の先頭文字の”な”を50回繰り返した文字列になります。
■ Access VBA 実行コード
Option Compare Database
'実行ボタン
Private Sub コマンド4_Click()
If IsNull(Me!テキスト0) Then
MsgBox "繰り返す回数を入力してください。"
Me!テキスト0.SetFocus
Exit Sub
End If
If Not IsNumeric(Me!テキスト0) Then
MsgBox "繰り返す回数には数値を入力してください。"
Me!テキスト0.SetFocus
Exit Sub
End If
If IsNull(Me!テキスト2) Then
MsgBox "繰り返す文字を入力してください。"
Me!テキスト2.SetFocus
Exit Sub
End If
'実行結果の表示
Me!テキスト5 = String(Me!テキスト0, Me!テキスト2)
End Sub