Access IIf関数は式の評価結果が真(True)か偽(False)によって、2 つの引数のうちどちらか 1つを返します。
■ 構文
IIf(expr, truepart, falsepart)
expr :(必須) 評価対象の式を指定します。
truepart :(必須) expr が真 (True) の場合に返す値または式を指定します。
falsepart :(必須) expr が偽 (False) の場合に返す値または式を指定します。
■ 戻り値
exprが真 (True) の場合、引数truepartが返ります。
exprが偽 (False) の場合、引数falsepartが返ります。
■ Access実行画面
金額を入力し、「計算」ボタンをクリックすると、消費税と合計金額を表示します。
IIF関数を使い、金額のテキストボックスを評価し、入力されていれば消費税を計算し、入力されていなければ0を表示します。
■ Access VBA 実行コード
Option Compare Database
Private Sub コマンド4_Click()
Dim ln As Long
Dim s As String
'金額が入力されていれば、消費税計算
ln = IIf(IsNull(Me!テキスト0), 0, Round(Me!テキスト0 * 0.05, 0))
'消費税を表示
Me!テキスト2 = ln
'合計金額を表示
Me!テキスト5 = Nz(Me!テキスト0, 0) + ln
End Sub