■ 構文
DatePart(interval, date[,firstdayofweek[, firstweekofyear]])
interval : (必須) 取り出す時間間隔の単位を指定します。
date : (必須) 取り出す日付を指定します。
firstdayofweek : (省略可) 週の始まりの曜日を表す定数を指定します。(省略時は、日曜日になります)
firstweekofyear : (省略可) 年度の第1週を表す定数を指定します。(省略時は、1月1 日を含む週が第1週となります)
■interval の設定値
yyyy : 年
q : 四半期
m : 月
y : 年間通算日
d : 日
w : 週日
ww : 週
h : 時
n : 分
s : 秒
■firstdayofweek の設定値
vbUseSystem : 0 - NLS API の設定値
vbSunday : 1 - 日曜 (既定値)
vbMonday : 2 - 月曜
vbTuesday : 3 - 火曜
vbWednesday : 4 - 水曜
vbThursday : 5 - 木曜
vbFriday : 6 - 金曜
vbSaturday : 7 - 土曜
■firstweekofyear の設定値
vbUseSystem : 0 - NLS API の設定値
vbFirstJan1 : 1 - 1月1日を含む週を年度の第 1 週として扱います。 (既定値)
vbFirstFourDays : 2 - 7日のうち少なくとも 4 日が新年度に含まれる週を年度の第 1 週として扱います。
vbFirstFullWeek : 3 - 全体が新年度に含まれる最初の週を年度の第 1 週として扱います。
■ 戻り値
日付の指定した部分をバリアント型の値を返します。
■ Access実行画面
日付を入力し、日付から取り出す部分を選択し、取り出すボタンをクリックします。
現在の日付から「年」を取り出した画面
現在の日付から「週目」を取り出した画面
現在の日付から「秒」を取り出した画面
■ Access VBA 実行コード
Option Compare Database
Private Sub Form_Load()
'今の日付
Me!テキスト0 = Now
End Sub
Private Sub コマンド6_Click()
Dim s1 As String
'取り出し
Select Case Me!フレーム2
Case 1: s1 = DatePart("yyyy", Me!テキスト0)
Case 2: s1 = DatePart("q", Me!テキスト0)
Case 3: s1 = DatePart("m", Me!テキスト0)
Case 4: s1 = DatePart("y", Me!テキスト0)
Case 5: s1 = DatePart("d", Me!テキスト0)
Case 6: s1 = DatePart("w", Me!テキスト0)
Case 7: s1 = DatePart("ww", Me!テキスト0)
Case 8: s1 = DatePart("h", Me!テキスト0)
Case 9: s1 = DatePart("n", Me!テキスト0)
Case 10: s1 = DatePart("s", Me!テキスト0)
End Select
'結果表示
Me!テキスト7 = s1
End Sub