Array関数、IsArray関数:Access

Access Array関数は、配列の宣言をしていないバリアント型 (Variant) の変数に、代入できます。

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■ 構文
Array(arglist)

■ 引数
arglist : (必須) 配列のリストをカンマ (,) で区切り指定します


IsArray関数は、変数が配列かどうかを調べます。
■ 構文
IsArray(varname)

■ 引数
varname : (必須) 判定する変数を指定します

■ 戻り値
指定した変数が配列の場合は、真 (True)が返ります。
それ以外の場合は、偽 (False) が返ります。

■ 実行前の変数チェック
IsArray関数で変数が配列かどうか判定すると、Array関数実行前なので、ではないと表示されます。
判定フォーム

変数は配列でないので、リストを表示させようとすると「型が一致しません」のエラーになります。
データ表示フォーム

■ Array関数の実行後
IsArray関数で変数が配列かどうか判定すると、Array関数実行後なので、配列ですと表示されます。
判定フォーム

変数は配列なので、リストがテキストボックスに表示できました。
データ表示フォーム

■ Access VBA 実行コード

Option Compare Database
Private ar As Variant
'実行前チェック
Private Sub コマンド0_Click()
    Dim i As Integer
On Error GoTo ErrExit
    If IsArray(ar) Then
        MsgBox "変数arは配列です"
    Else
        MsgBox "変数arは配列ではありません"
    End If
        Me!テキスト1 = ""
    For i = 0 To 9
        Me!テキスト1 = Me!テキスト1 & ar(i) & vbNewLine
    Next
    Exit Sub
ErrExit:
    MsgBox "エラーが発生しました。" & vbNewLine & Err.Description
End Sub
'Array関数の実行
Private Sub コマンド1_Click()
    Dim i As Integer
    ar = Array("配列0", "配列1", "配列2", "配列3", "配列4", "配列5", "配列6", "配列7", "配列8", "配列9")
On Error GoTo ErrExit
    If IsArray(ar) Then
        MsgBox "変数arは配列です"
    Else
        MsgBox "変数arは配列ではありません"
    End If
    Me!テキスト1 = ""
    For i = 0 To 9
        Me!テキスト1 = Me!テキスト1 & ar(i) & vbNewLine
    Next
    Exit Sub
ErrExit:
    MsgBox "エラーが発生しました。" & vbNewLine & Err.Description
End Sub

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