テキストボックスの印刷時拡張とは、フォームでは表示しきれない長いデータを、印刷時にはテキストボックスを大きくし、全部のデータを印刷する機能です。
■印刷時拡張を使ってみる
下のフォームで、住所のテキストボックスはデータが長いので全て表示されていません。
テキストボックスを大きくすればいいのですが、コントロールの配置や画面サイズの関係で、大きくする必要がない場合があります。
デフォルトの印刷結果です。 フォームと同様に全データは印刷されていません。
フォームのデザイン画面でテキストボックスを選択します。
プロパティシートの[書式タブ]-[印刷時拡張]を「いいえ」から「はい」に変更します。
印刷結果です。 テキストボックスが大きくなり、全データが印刷できました。
下のフォームように、拡張するテキストボックスの下にコントロールがある場合は、どうなるか試してみます。
下にあるコントロールは、自動的に拡張分移動し整列され問題なく印刷できました。