Access:クエリで計算式を使う - 合計や金額計算などが簡単にできます|請求書明細クエリの設定例

テーブルに計算結果を挿入しなくても、クエリで計算式を使えれば、その都度必要な合計や四捨五入などを計算し表示させることができます。

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ここでは請求書明細クエリを使用し、数量×単価で金額を計算する方法を解説します。
クエリでは、デザイングリッドのフィールド名の欄に計算式を入力することで演算させることができます。
構文は、フィールド名:(コロン) 計算式 になります。
今回のように 金額:[数量]+[単価] のような数値計算もできますし、テキスト型で 名前:[姓]&[名前] のようなこともできます。
計算式でなく「クエリで関数を使う」も掲載しています、参照してください。




クエリで計算式を使う方法

デザインビューを開く

リボンの「作成」-「クエリデザイン」をクリックします。

クエリデザインのボタン

テーブルの表示ダイアログボックスが開くので、作成するテーブルかクエリを選択し「追加」ボタンをクリックします。

今回は「T_請求書明細」を選択しました。

追加が終了すると「閉じる」ボタンをクリックします。

テーブルの表示ダイアログ

クエリに計算式を入力する

表示するフィールドをダブルクリックし、デザイングリッドに追加します。

そして計算式を入力します。ここでは金額を計算するように、金額:数量*単価と入力しました。

入力を確定すると自動的に、金額:[数量]*[単価] のように[ ]が付いた形式に変換されます。

クエリに計算式を入力します

リボンの「実行」ボタンをクリックします。

実行ボタン

テーブルにないフィールドの「金額」が追加され、金額が計算できました。

必要であればクエリ名を付け保存します。

計算式を入力し表示させたクエリ

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