Access:更新クエリを使用しNull値を0にする - Is Nullで抽出する

更新クエリを使って、Null値を0に変更する方法です。

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レポートで印刷する場合、空白のデータを「0」で表示したい場合があります。

その場合はこの方法でクエリを作成し、0に変換してください。

フィールド値がNULLであるレコードを抽出するには、Is Null を使います。

IS NULLはNULLかどうか判定し、NULLの場合はTRUEを返します。

更新クエリを作成|大量データや指定レコードを更新する」も掲載していますので参考にしてください。


更新クエリを作成しNull値を0にする

商品管理の在庫数がNULLを0に更新します。

下のように、4件のレコードの在庫数がNULLになっています。

商品管理の在庫数

リボンの「作成」「クエリデザイン」をクリックします。

クエリデザインのボタン

更新するテーブルを選択します。

ここでは、商品管理テーブルを使います。

商品管理テーブルを選択

  1. 更新するフィールドをダブルクリックしデザイングリッドに追加します。
    ここでは、在庫数のみを指定しました。
  2. リボンのクエリツール デザインのクエリの種類から更新ボタンをクリックします。
  3. 抽出条件を入力します。
    ここではNULL値を抽出したいので、Is Null と入力しました。 これで、在庫数が0のレコードが抽出されます。
    次に、レコードの更新を入力します。
    ここでは、0 と入力しました。 これで、在庫数は0になります。
  4. 実行ボタンをクリックします。
更新クエリの設定

「○件のレコードが更新されます。」とメッセージが表示されるので、問題なければ「はい」ボタンをクリックします。

更新メッセージ

始めにNULLだった4件のレコードが0になりました。

Null値が0になった在庫数

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