Access:指定したレコードのみ削除する削除クエリ|抽出条件設定

削除クエリに抽出条件を設定する方法を掲載します。

BackHome Backクエリ

抽出条件には、Like演算子とワイルドカードを使用します。

Like演算子とは文字列を比較する演算子です。

ワイルドカードとは、任意の文字を表す機能で「*」(アスタリスク)が複数の文字、「?」が1文字になります。

VBAで削除クエリを作成し実行する(アクション クエリ)」も掲載していますので参考にしてください。


指定したレコードのみ削除する削除クエリの作成手順

削除する前の備品テーブルです。

このテーブルから先頭に、「スクリーン」が付くレコードだけを削除します。

備品テーブル

リボンの「作成」「クエリデザイン」をクリックします。

クエリをデザインする

削除するテーブルを選択します。

ここでは、備品テーブルを使います。

テーブルを選択する

  1. アスタリスク(*)フィールドと備品名をデザイングリッドに追加します。
  2. リボンのクエリツール デザインのクエリの種類から削除ボタンをクリックします。
    アスタリスクフィールドに From 、備品名に Where が自動的に表示されます。
  3. 抽出条件に、Like "スクリーン*" と入力します。
    これで、備品名の先頭にスクリーンと付いたレコードが抽出されます。
  4. 表示ボタンを押すと、削除されるレコードが表示されるのでチェックできます。
  5. 実行ボタンをクリックします。
削除クエリの抽出条件を設定する

4の表示ボタンをクリックし、削除されるレコードが表示された画面です。

この2つのレコードが削除されます。

削除するレコードの確認

「○件のレコードが指定したテーブルから削除されます。」とメッセージが表示されるので、問題なければ「はい」ボタンをクリックします。

削除の確認メッセージ

備品にスクリーンが付いたレコードがなくなりました。

削除後の備品テーブル

BackHome Backクエリ

Copyright(C) FeedSoft