Access クエリ:日付・時間の加算ができるDateAdd関数の使い方

DateAdd関数を使い、25日後と5時間前の日付と時間を加算したクエリを作成します。

BackHome Backクエリ

日付や時間に指定した期間を加算するには、DateAdd関数を使います。

加算は日付や時間だけでなく、年・週・分・秒なども可能です。

構文 : DateAdd(interval, number, [フィールド名])

interval : 時間間隔を表す設定値

number : 加算する時間間隔

フィールド名 : 加算元の日付・時間

intervalの設定値
設定値 内容
yyyy
q 四半期
m
y 年間通算日
d
w 週日
ww
h
n
a

DateAdd関数については「SQL 日付の加算・減算 DateAdd関数」も掲載していますので参考にしてください。




DateAdd関数で日付と時間を加算するクエリの作成

クエリのデザイン画面で作成します。

リボンの「作成」-「クエリ デザイン」をクリックします。

日付・時間に加算をするクエリの作成開始

加算元のテーブルを追加します。

ここでは測定データベースの「T_測定」を使用します。

測定テーブルを選択する

確認用に測定ID、測定日をダブルクリックし、デザイングリッドに追加します。

そして、測定日の25日後の日付を表示させる関数を入力します。

設定値を"d"の日にし、加算値を25に指定します。

25日後:DateAdd("d",25,[測定日])

次に、測定時間の5時間前の時間を表示させる関数を入力します。

設定値を"h"の時にし、加算値を-5に指定します。

5時間前:DateAdd("h",-5,[測定時間])

DateAdd関数を入力する

リボンの「クエリツール デザイン」-「実行」ボタンをクリックします。

クエリの実行

作成したクエリの実行画面です。

測定日の25日後、測定時間の5時間前が表示されています。

日付と時間に期間を加算した結果

BackHome Backクエリ

Copyright(C) FeedSoft