Access:様々な書式でFORMAT関数をクエリで使用|小数・0埋め

クエリでFORMAT関数を使用し、小数以下を合わせたり、0埋めなどの方法を解説しています。

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FORMAT関数は、データを指定した書式に変換し返す関数です。

データが数値や日付の場合、文字列で返ります。

FORMAT関数の構文

FORMAT(データ , 指定する書式 , 週の開始曜日, 年の第1週)

日付・曜日・文字列など色々と書式設定ができますが、ここでは数値データのみで試してみます。

日付や時刻の書式設定例については「Format関数:Access」も掲載していますので参考にしてください。




クエリでFORMAT関数を使用する

クエリの元になる数値テーブルです。

ID 0 : ヌル値

ID 2~5 : 様々な桁数の整数が登録されています。

ID 6~8 : 様々な桁数の小数が登録されています。

数値テーブル

■ FORMAT関数を使ったクエリの作成

下のように「数量」フィールドを元に、数1~5の書式を作成しました。

FORMAT関数を使ったクエリ

■FORMAT関数の書式設定結果

・「0」を使った書式

数1: Format([数量],"0")

数2: Format([数量],"000")

数3: Format([数量],"0,000")

数4: Format([数量],".0")

数5: Format([数量],"0.000")

「0」を使った書式

・「#」を使った書式

数1: Format([数量],"#")

数2: Format([数量],"###")

数3: Format([数量],"#,###")

数4: Format([数量],".#")

数5: Format([数量],"#.###")

「#」を使った書式

・「#」と末尾に「0」を使った書式

数1: Format([数量],"#0")

数2: Format([数量],"##0")

数3: Format([数量],"#,##0")

数4: Format([数量],".#0")

数5: Format([数量],"#.##0")

「#」と末尾に「0」を使った書式

・「#」と先頭に「0」を使った書式

数1: Format([数量],"0#")

数2: Format([数量],"0##")

数3: Format([数量],"0,###")

数4: Format([数量],"0.#")

数5: Format([数量],"0#.###")

「#」と先頭に「0」を使った書式

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