Nullとは何もデータがないことです。 クエリでデータを抽出した時、何もデータがないNullのレコードが大量にあると邪魔です。 その場合Null値を除外する「Is Not Null」を条件に指定します。 また逆に入力ミスなどでデータに抜けがないかチェックしたい場合があります。 その場合はNull値のみ抽出する「Is Null」を条件に指定します。 使い方はクエリの抽出条件に入力するだけです、ここではクエリの作成から解説しています。 関連する「コンボボックスにNULL値を含める値リストとクエリを使う2つの方法」も掲載していますので参考にしてください。 |
商品IDが2と4の在庫数が空白になっています。
リボンの[作成]~クエリグループの[クエリ デザイン]をクリックします。
テーブルの表示ダイアログボックスが開きます。
指定した在庫一覧テーブルのフィールドリストが表示されます。
クエリが正常に作成できたかチェックします。
リボンの[クエリ ツール]~[デザイン]~[実行]をクリックします。
正常に表示されました。
単価右のフィールド名が、「T_在庫.在庫数」になっているのは、在庫数を別に追加したため、判別できるようになっています。
一番右のフィールドが、追加した在庫数ですが、名前は「フィールド0」になっています。
リボンの[表示]~[デザイン ビュー]をクリックします。
在庫数の抽出条件に「Is Null」と入力します。
これでNull値を抽出することになります。
抽出条件のフィールドを表示したくない場合は、表示のチェックボックスをOFFにしてください。実行結果です。
在庫数が空白のレコードのみ表示されています。
在庫数の抽出条件に「Is Not Null」と入力します。
これでNull値でないレコードを抽出することになります。
在庫数が空白でないレコードのみ表示されています。