パラメータクエリとは、実行前に抽出条件を入力することができるクエリのことです。 例えば「2000」と入力すれば、2000年生まれの人のみ表示させなどができます。 フォームでパラメータクエリを使用できれば操作性が向上し、Accessに詳しくない人が使い易くなります。 作成手順はウィザードでクエリを作成し、パラメータを設定します。 その後、完成したクエリを元にフォームを作成します。 関連する「パラメータクエリの作成 - パラメータに日付を入力する設定例」を掲載していますので参考にしてください。 |
リボンのクエリ ウィザードをクリックします。
新しいクエリ ダイアログが開くので、選択クエリ ウィザードを選択します。
選択クエリ ウィザードが開始します。
使用するテーブルを選択し、選択するフィールドを左枠から右枠に移動します。
変更せずに[次へ]をクリックします。
クエリ名を入力します。 ここでは「パラメータクエリ1」にしました。
[クエリのデザインを編集する]を選択し[完了]ボタンをクリックします。
クエリのデザイン画面が開くので、パラメータを入力します。
ここではコード フィールドをパラメータにします。
コード フィールドの抽出条件に[コードを入力?]と入力します。
保存しデザイン画面を閉じてください。
これでパラメータクエリの完成です。
1.データベースウィンドウで、作成したパラメータクエリを選択します。
2.リボンの[作成]~[フォーム]をクリックします。
パラメータの入力ダイアログが表示されるので、コードを入力します。
すると入力したコードのレコードが表示されます。
これでパラメータクエリを使用したフォームが作成できました。
フォームデザインにし、タイトルや入力欄の幅を整えてください。
フォームの完成時点では、全てのコントロールが表内に配置され個別にサイズなどを変更できません。
個別に調整したい場合は、リボンの[フォーム デザイン ツール]~[配置]~[レイアウトの削除]をクリックします。
このようにフォームを作成することでデータが見易くなり、作業ミスの防止や効率化につながります。