テーブルを削除するには「DoCmdオブジェクト」の「DeleteObjectメソッド」を使用します。 DeleteObjectメソッドの引数「ObjectType」には「acTable」をセットします。 構文は「DoCmd.DeleteObject acTable , テーブル名」になります。 ここでは、msgboxを使用し、「削除してもよろしいですか?」の確認後、削除するようにします。 テーブルを削除すると元に戻すことができません、なのでこのような確認が必要です。 アプリで使用する場合は、下のVBAコードをコピー&ペーストしご利用ください。 関連する「SQL テーブルから全データを削除する」を参照してください。 |
● フォームの作成
フォームにコマンドボタンを配置し、クリック時イベント内で削除を行います。
削除するテーブルは、矢印部分の「T-abc分析」です。
● VBAの入力
下記のVBAコードを入力します。
Option Compare Database
Option Explicit
Private Sub コマンド0_Click()
Dim nret As Long
nret = MsgBox("「T-abc分析」テーブルを削除してもよろしいですか?", _
vbYesNoCancel + vbExclamation, "Access VBA")
If nret = vbYes Then
DoCmd.DeleteObject acTable, "T-abc分析"
MsgBox "削除しました。"
End If
End Sub
● 実行結果
[テーブル削除]ボタンをクリックすると、「T-abc分析」テーブルを削除してもよろしいですか?」と表示されるので[はい]をクリックします。
これで、指定したテーブルが削除され表示されなくなりました。