初めにメッセージを表示するVBAを作成する:Access VBA入門

初めてのプログラムはメッセージを表示するのがきまりなのでここでも作成します。ただAccessの場合、直接画面に表示できないのでMsgBox関数を使用し表示します。

作成手順

  1. VBEウィンドウの表示
  2. 標準モジュールの挿入
  3. VBAコードの入力
  4. プログラムの実行
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● 標準モジュールの挿入

リボンの[作成]~マクロとコードグループの[Visual Basic]をクリックします。
マクロとコードグループの[Visual Basic]をクリックする

新規データベースの場合、フォームもレポートもないので、左のプロジェクトウィンドウは何も表示されていません。
プロジェクトがないので、中央のコードウィンドウも表示されていません。
新規データベースの場合

メニューの[挿入]~[標準モジュール]をクリックします。
メニューの[標準モジュール]をクリックする



● VBAコードの入力

これで、左のプロジェクトウィンドウに標準モジュールが作成され、モジュールの名前は「Module1」になっています。
モジュールの名前を変更することもできますが、ここではそのままにします。

同時に中央にコードウィンドウが表示され、「Option Compare Database」と入力されています。
これは、文字列の比較モードを指定したもので通常、気にすることなくこのままにしておきます。
プロジェクトウィンドウに標準モジュールが作成された

下記のVBAを入力します。
Sub MyMessage()
    MsgBox "Access VBA"
End Sub
  • Sub …() から End Subはプロシージャといい、この中に一連の処理を入力します。
  • MyMessageは、私が付けたプロシージャの名前です。名前には使ってはいけない文字がありますが、分かり易い名前がいいと思います。
  • MsgBoxは、メッセージダイアログボックスを表示する関数(処理を行う命令文)です。
  • "Access VBA"は表示するメッセージです。
これで完成したので、実行します。
カーソルがプロシージャの中で、ツールバーの実行ボタンをクリックします。
VBAを入力する

これでメッセージボックスが表示され、「Access VBA」と表示できました。
メッセージボックスが表示された

以上が、Access VBAの作成例です。

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