SQL = " SELECT STDEVP(フィールド名) AS 名前 FROM テーブル名 "
STDEVPは母集団を評価し標準偏差を算出します。
STDEVとSTDEVPの違いは、STDEVはいくつかのデータで母集団を推定しますが、
STDEVPは母集団そのもののデータで分析します。
通常STDEVでいいかと思います。
Access固有の関数です。
例: SQL = " SELECT STDEVP( 強度 ) AS 強度標準偏差 FROM 測定データ "
測定データテーブルの全強度データを母集団として標準偏差を取得します。
取得値は強度標準偏差の名前になります。
サンプルソフト
[実行時の画面]
「アクセス数標準偏差 STDEV」ボタンをクリックすると、STDEV関数でアクセス数の標準偏差を取得し表示します。
下記のアクセステーブルの場合、79.2675が標準偏差になります。
「アクセス数標準偏差 STDEVP」ボタンをクリックすると、STDEVP関数でアクセス数の標準偏差を取得し表示します。
下記のアクセステーブルの場合、68.6477が標準偏差になります。
■実行画面
[アクセス テーブル]
アクセスID 日付 アクセス数
102007/09/10 500
112007/09/11 481
132007/09/12 652
162007/09/13 503
[コード]
Private Sub コマンド57_Click()
Dim SQL As String
Dim rs As Recordset
SQL = "SELECT STDEVP(アクセス数) AS アクセス標準偏差 FROM アクセス"
Set rs = CurrentDb.OpenRecordset(SQL)
Me!テキスト2 = rs![アクセス標準偏差]
Set rs = Nothing
End Sub
Private Sub コマンド8_Click()
Dim SQL As String
Dim rs As Recordset
SQL = "SELECT STDEV(アクセス数) AS アクセス標準偏差 FROM アクセス"
Set rs = CurrentDb.OpenRecordset(SQL)
Me!テキスト1 = rs![アクセス標準偏差]
Set rs = Nothing
End Sub
サンプルソフトのダウンロード