Accessで作成したデータベースファイルにパスワードを設定する方法と、設定したパスワードを解除する方法です。
設定・解除共に「排他モード」で開く必要があります。
下の解説はAccess2013の画面です。
■ パスワードを設定する
Accessを起動しメニューの「他のファイルを開く」をクリックします。
ファイルの保存先を選択し「参照」をクリックします。
ファイアルを開くダイアログボックスが開くので、Accessファイルを選択し「開く」ボタンの「排他モードで開く」をクリックします。
ファイルが開くとリボンの「ファイル」をクリックします。
「パスワードを使用して暗号化」ボタンをクリックします。
データベース パスワードの設定が開くので、パスワードと確認に入力します。
「ブロック暗号を使用した暗号化は行レベル ロックと互換性がありません。行レベル ロックは無視されます。」と表示されます。
このメッセージの意味はAccessで行レベル ロックを設定したファイルは行レベル ロックを無視するという意味です。
「OK」ボタンをクリックしパスワードの設定は完了です。
パスワードを設定したファイルを再度開くと、パスワードの入力が求められます。
■ パスワードを解除する
上のように排他モードでパスワードをかけたファイルを開きます。
リボンの「ファイル」をクリックし、「データベースの解読」ボタンをクリックします。
解読となっていますが右の解説のように「このデータベースからパスワードを削除します。」
データベース パスワードの解除が開くので、設定したパスワードを入力すれば解除できます。