排他モードとは、同時に同じデータベースファイルを開いたり編集できなくなる機能です。
排他モードで既に開いている場合は、他で読み取り専用でも開くことができません。
共有ドライブなどでデータベースファイルを共有している場合、編集したのに別のデータに勝手に変わっているなどが起こる、同時編集ができなくなるので安全に使用できます。
■ 排他モードで開いていない場合
通常、既に開いているファイルを、別にAccessを起動し開くと問題なく開くことができます。
また、既に開いているファイルを排他モードで開こうとすると、「他のユーザーがこのデータベースを開いているか、排他モードで開く権限がないため(ファイル名)を排他モードで開くことができません。 このデータベースを共有モードで開きます。」とメッセージが表示され開くことができます。
下のように共有モードで開くことでき、一方で編集するともう一方にも反映されます。
■ 排他モードで開く
排他モードで開くには、ファイルを選択後、下のように[開く]のコンボボックスで「排他モードで開く」を選択します。
これで排他モードで開きます。
同じファイルを別に開こうとすると、「(ファイル名(は既に使用されているので、使用できませんでした。」とメッセージが表示され開くことができません。
読み取り専用で開こうとしても、「このファイルは使用されています。新しい名前を入力するか、または別のプログラムで開かれているファイルを閉じてください。」とメッセージが表示され開くことができません。