リンクテーブルを作成すると、Excelの変更内容をAccessのテーブルに反映させることができます。逆にAccessでは編集できません。
ワークシート全体をリンクさせることもできますが、ここでは名前を付け指定したセルの範囲とリンクします。
■ Excelで準備する
1.リンクするセル範囲を選択します。(項目名をフィールド名にすることができるので、項目名も含めます)
2.名前ボックスに適当な名前を入力します。
■ Accessで開始する
リボンの[外部テーブル]~インポートとリンクグループの[Excel]をクリックします。
外部データの取り込みウィンドウが開きます。
1.ファイル名のExcelのブックを指定します。
2.[リンクテーブルを作成してソースデータにリンクする]を選択します。
■ スプレッドシート リンク ウィザードの開始
1.ここでは[ワークシート]ではなく、[名前の付いた範囲]を選択します。
2.名前を選択します。 下にプレビューが表示されるので確認します。
最初のExcel画面で、名前を付けた範囲に項目名を含めたので、ここでも[先頭行をフィールド名として使う]にチェックを入れます。
これで項目名がフィールド名になります。
リンクしているテーブル名を入力します。
これでExcelと連携できる、リンク テーブルが作成できました。
■ Excelでデータを変更してみる
Excelの元データを変更してみます。
注意:Accessでリンクテーブルが開いた状態では、Excelでは読み取り専用でしか開くことができません。 Excelで編集する場合は、Accessのリンクテーブルを閉じておいてください。
リンクテーブルを開き直すか、[すべて更新]をクリックするとExcelの変更内容が反映されます。
注意:リンクテーブルはAccessで更新はできないようです。入力も受け付けませんし、下の画像のように、新規レコードの追加ボタンが使用できないようになっています。
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