データベースソフトの仕様書を作成したい時など、テーブルやクエリなどのオブジェクト一覧が欲しい時があります。オブジェクトの一覧はMSysObjectsテーブルに保存されていて、デフォルトでは隠されていて見えません。ここではMSysObjectsを表示し、クエリでオブジェクト名の一覧表を作成します。
Access2013でMSysObjectsを表示する
オブジェクトが表示されている左のナビゲーションパネルの上で右クリックします。
下の画像では「すべてのAccessオブジェクト」と表示されている部分です。
メニューが表示されるので、[ナビゲーションオプション]をクリックします。
ナビゲーションオプション ダイアログが開きます。
左下の「システム オブジェクトの表示」にチェックを入れます。
これでMSysObjectsなどのオブジェクトが表示されました。
見分けられるように薄い文字で表示されています。
MSysObjectsからオブジェクト一覧のクエリを作成する
リボンの[作成]~[クエリ デザイン]をクリックします。
クエリのデザイン画面になり、テーブルの表示ダイアログが表示されるので、テーブルからMSysObjectsを選択します。
MSysObjectsのフィールド一覧から、Nameフィールドを選択します。
実行するとオブジェクト一覧が表示されます。
このクエリをレコードソースにし、レポートを作成すれば印刷することもできます。