ここでは商品管理クエリを使用し、設定方法を解説します。
ワイルドカードとは、* か ? を使い文字列を抽出する方法です。
ワイルドカードはAccessだけでなく、ExcelのCOUNTIF関数やSUMIF関数、C言語のパターンマッチングなどで幅広く使用される手段なので覚えるようにしてください。
「あいまい検索を実装し、次を検索ができるようにする」も掲載していますので参考にしてください。
商品管理の全レコードを表示させたクエリ画面です。8個の商品が登録されています。
抽出条件の設定を開始します。
変更したいクエリを選択し右クリックします。
表示されるメニューの「デザインビュー」をクリックします。
ここでは、備品価格のクエリで設定します。
商品名の抽出条件欄に、"?おにぎり" と入力します。
すると Like "?おにぎり" と変換されます。
?の場合、” (ダブルクォーテーション)は自動的に付かないので入力する必要があります。
これで、先頭に1文字が付く ○おにぎり が抽出されるはずです。
リボンの実行をクリックします。
先頭に1文字が付く「〇おにぎり」は抽出されましたが、タラコおにぎり は抽出されていません。
このように「?」を使用した場合は、任意の1文字が対象になります。
*おにぎり と入力します。
*の場合、” (ダブルクォーテーション)は自動的に付き、Like "*おにぎり" と変換されます。
*の場合、タラコおにぎり も抽出されています。
このように「*」をしようした場合は、任意の文字列が対象になります。