Access:特定のレコードのみ追加するクエリを作成する

追加クエリに、抽出条件を入力し特定のレコードのみ追加できる追加クエリを作成します。

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抽出条件の部分は選択クエリと同じ作成方法で、ポイントは抽出条件を設定することです。

他のデータベースから追加|リンクテーブルと追加クエリ」も掲載していますので参考にしてください。


特定のレコードのみ追加するクエリの作成手順

追加元の備品マスターテーブルです。

追加元の備品マスターテーブル

追加先の備品名テーブルです。

備品マスターから在庫数が10個以下の備品をこのテーブルに追加します。

追加するフィールドは「備品名」と「在庫数」です。

追加先の備品名テーブル

リボン「作成」の「クエリデザイン」をクリックします。

クエリデザインを実行する

追加元のテーブル(ここでは備品マスター)を選択します。

テーブルを追加する

追加するフィールドの「備品名」「在庫数」を選択します。

在庫数が10個以下を追加するので、抽出条件に「 <=10 」と入力します。

フィールドを選択し、抽出条件を入力する

リボンの「クエリツール デザイン」の「追加」ボタンをクリックします。

追加ダイアログボックスが表示されるので、追加先のテーブル(ここでは備品名)を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

クエリの追加ボタン

保存ボタンをクリックすると、名前を付けて保存ダイアログボックスが表示されるのでクエリ名(ここではQ_備品名)を入力します。

作成したクエリを保存する

作成した追加クエリ(ここではQ_備品名)をダブルクリックし実行します。

(クエリのアイコンが追加クエリのアイコンになっています)

クエリを実行する

「追加クエリを実行すると、テーブルのデータが変更されます。」とメッセージが表示されるので、問題なければ「はい」をクリックします。

追加クエリの警告

「10件のレコードを追加します。」とメッセージが表示されるので、問題なければ「はい」をクリックします。

レコードの追加警告

追加されたテーブルです。

上の追加元テーブルと比べると、在庫数が10個以下の備品が追加されているのが分かります。

特定のレコードが追加されたクエリ

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