○×判定のように2段階判定ならばIf関数を使用できますが、今回のように○△×で分けたり、A~Eの5段階で評価する場合など、3段階以上で分ける場合にはこのクエリを参考にしてください。
複数の条件の判定は、If関数をネストし行うこともできますが複雑になります、そこでこのSwitch関数を使えばシンプルな式になり、デバッグが容易になります。
構文 : Switch( 条件1 , 値1 , 条件2 , 値2 , ・・・・)
条件に合致すれば、値を返します。
左から右の順に評価されます。
同じ種類の「番号に該当する値を表示させる(Choose関数)」を掲載していますので参考にしてください。
リボンの「作成」-「クエリ デザイン」をクリックします。
判定元のテーブルを追加します。
ここでは「T_成績表」を追加しました。
実行結果の確認のため、名前ID 名前 点数 を追加します。
判定するための、Switch関数を入力します。
判定:Switch([点数]>=80,"○",([点数]>=70 And [点数]<80),"△",[点数]<70,"×")
80点以上ならば○、80点未満から70点以上は△、70点未満は×を表示させます。
リボンの「クエリツール デザイン」-「実行」ボタンをクリックします。
実行画面です。
点数に応じて○△×が表示されています。