日々のデータの日付から、年や月で集計したい場合があります。 例えば売上データの日報データから、月報を作成するなどです。 ここでは月で集計する、クエリのサンプルを作成してみます。 作成順は下記になります。 クエリを作成し、Month関数で日付から月を取り出すフィールドを作成します。 集計クエリを作成します。 上で作成した月のフィールドでグループ化します。 集計したいフィールドを合計します。 これでクエリ作成完了なので実行します。 日付から月のみを取り出すには、Month関数を使います。 構文 : Month([フィールド名]) |
同じ日付関連の「日付を年・月・日に分解するクエリ|Year・Month・Day関数」を掲載していますので参考にしてください。
リボンの「作成」-「クエリ デザイン」をクリックします。
集計元のテーブルを追加します。
ここでは「T_注文請書」を使用します。
日付から月を取り出す式を入力します。
受注月:Month([受注日])
集計月の金額の合計を算出したいので、金額も追加します。
リボンの「クエリツール デザイン」-「集計」ボタンをクリックします。
集計欄を、式を入力した受注月は「グループ化」、金額は「合計」に設定します。
これで月はまとめられ、まとめられた月で金額が合計されます。
リボンの「クエリツール デザイン」-「実行」ボタンをクリックします。
実行画面です。
受注月の6月と7月の合計金額が集計され表示されています。