VBEはExcelとほぼ同じなので、Excelで使用された方は違和感がないと思います。
VBAもAccess独自のコマンドがありますが、基本的にExcelのVBAと同じです。
Excelでアプリを作成する場合、シートが中心にあるので、アプリだけで動作するようなものは作成するのが難しいですが、Accessの場合はフォームやレポートを使えば、テーブルやクエリを意識しない実用的なアプリを作成することが可能です。
そのようなアプリ作成を目指す場合の第一歩がこのVBE画面の表示です。
ここではVBEを開く基本的な2つの方法と、VBEの画面の説明を掲載します。
次の記事「Access VBA入門:初めにメッセージを表示するVBAを作成する」も参照してください。
リボンの[作成]~マクロとコードグループの[Visual Basic]をクリックします。
これでVBEウィンドウが開きます。
例えば、下のようなコマンドボタンを配置したフォームがあり、ボタンがクリックされた場合の処理をVBAで入力します。
フォームをデザインビューで開き、コマンドボタンを選択します。
プロパティシートを[イベント]タブにし、クリック時から[イベント プロシージャ]を選択します。
右に[…]ボタンが表示されるのでクリックします。
これでVBEウィンドウが開き、コードウィンドウには
Option Compare Database
Private Sub コマンド0_Click()
End Sub
とクリックイベントのコードが入力されています。