Access VBAでクロス集計クエリを作成し実行する(アクション クエリ)

Access VBAでCreateQueryDefメソッドを使い、クロス集計クエリを作成します。

クロス集計とは、2つの項目をクロスして表を作成し分析や集計を行うことです。

2つの項目は縦軸(行)と横軸(列)になります。


クロス集計クエリはTRANSFORMを使用します、基本的な構文「TRANSFORM  SQL集合関数 SELECT文 PIVOT 集計するフィールド名」になります。

その後、DoCmd.OpenQueryで作成したクエリを実行し、DoCmd.Closeで閉じます。




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実行前の製品マスター

製品マスターテーブル

■ Access実行フォーム

集計フォーム

月毎に、製品名で売上が合計されています。

集計結果のクエリ


■ Access VBA 実行コード

Option Compare Database
Option Explicit

Private Sub コマンド0_Click()
    Dim Qdf As QueryDef
    Dim SQL As String
    SQL = "TRANSFORM SUM(売上) SELECT 製品名,SUM(売上) AS 売上計 FROM M_製品マスター_2008年度 GROUP BY 製品名 PIVOT 月"
    Set Qdf = CurrentDb.CreateQueryDef("Q_クロス集計クエリ", SQL)
    Set Qdf = Nothing

    DoCmd.OpenQuery "Q_クロス集計クエリ"
    DoCmd.Close acQuery, "Q_クロス集計クエリ"
End Sub



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