Excelファイルをインポートするマクロは、[スプレッドシートのインポート/エクスポート]アクションを使用します。
CSVファイルをインポートする場合のように、インポート定義は必要ありません。
■ インポート元のExcelファイル
都道府県名と人口が入力されているシートです。
先頭行に項目名は入力されていません。
■ インポート マクロの作成
リボンの[作成]~ マクロとコード グループの[マクロ]をクリックします。
1.リボンの[マクロツール]~[デザイン]~表示/非表示グループの[すべてのアクションを表示]をクリックします。
2.アクション カタログ ウィンドウの、[データのインポート/エクスポート] ~ [スプレッドシートのインポート/エクスポート]をダブルクリックします。
マクロアクション[スプレッドシートのインポート/エクスポート]の内容を設定します。
1.変換の種類は「インポート」です。
2.スプレッドシートの種類は、Excelブックなので「Excel Workbook」になります。
3.作成するテーブル名を入力します。
4.Excelのファイル名をフルパスで入力します。
5.フィールド名の設定を「はい」にすると、Excelの先頭行の項目名がフィールド名になります。 今回のExcelシートには項目名が入力されていないので「いいえ」にします。
6.セルの範囲を指定します。 例: A5:B18
保存し、Excelをインポートするマクロの完成です。
■ インポートするマクロの実行
リボンの[データベースツール]~マクロ グループの[マクロの実行]をクリックします。
マクロの実行ダイアログボックスが開くので、実行するマクロ名を選択し[OK]ボタンをクリックします。
マクロが実行し、指定したテーブルが作成できました。
インポートしたテーブルのデータシートビューの画面です。
フィールド名を変更したい場合は、テーブルデザインで行ってください。
また、度々マクロを使用するのであれば、Excelに項目名を追加し、マクロの[フィールド名の設定]を「はい」に変更します。
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