Access VBA ： Mid関数を使った文字列の一部置換

Mid関数は文字列から指定した一部分を取り出すのによく使用しますが、左辺にすれば置換に使用することができます。

ここでは配列に格納された文字列の一部を、Forループを使い全ての配列のデータを置き換えます。

■ 実行順

配列に初期データを格納します。
確認の為、For Eachでループし、Mid関数で置き換える元のデータを表示します。
For Nextでループし、左辺のMid関数に置き換えるデータを代入します。

Mid関数の構文や解説は「Mid関数・Mid$関数」を参照してください。

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Mid関数を使ったAccess VBAを入力する

下記のVBAコードを標準モジュールに入力します。

サンプルデータを配列に格納～置換データの表示～ Mid関数で置換の順になっています。

■ Access VBA 実行コード

Option Compare Database
Option Explicit

Sub MyMidReplace()
    Dim sh(4) As String
    Dim i As Long
    Dim var As Variant

    sh(0) = "ABC10DEF"
    sh(1) = "ABC20DEF"
    sh(2) = "ABC30DEF"
    sh(3) = "ABC40DEF"
    sh(4) = "ABC50DEF"

    For Each var In sh
        Debug.Print Mid(var, 4, 2)
    Next

    Debug.Print "-----"

    For i = 0 To UBound(sh)
        Mid(sh(i), 4, 2) = i + 11
        Debug.Print sh(i)
    Next

End Sub

置換結果を表示したイミディエイトウィンドウ

最初は置換元の10～50が表示されています。

次に置換結果の配列が表示され、正常に置換られているのが分ります。