Accessのフォームイベントには様々な種類があります。
一覧を作ってみました。
- Current - レコード移動時 - フォーカスが別のレコードに移動し,そのレコードがカレントレコードになったときか、フォームがRequeryされた場合や再表示の場合
- BeforeInsert - 挿入前処理 - 新規レコードに最初の文字を入力したときに発生。この時点でレコードは作成されていません
- AfterInsert - 挿入後処理 - 新規レコードが追加された後
- BeforeUpdate - 更新前処理 - 変更されたデータが更新される前
- AfterUpdate - 更新後処理 - 変更されたデータが更新された後
- Dirty - ダーティー時 - フォームまたはコンボボックスのテキスト部分が変更されたときに発生
- Undo - 取り消し時 - ESCキー等で、フォームを元の状態に戻す時
- Delete - レコード削除時 - レコードを削除する時、実際にレコードが削除される前
- BeforeDelConfirm - 削除前確認 - レコードを削除した後、削除確認のダイアログボックスが表示される前
- AfterDelConfirm - 削除後確認 - 削除を確認後、実際にレコードが削除された直後,または削除がキャンセルされた後
- Open - 開く時 - フォームが開いて最初のレコードが表示される前
- Load - 読み込み時 - フォームを開き、レコードが表示されるときに発生
- Resize - サイズ変更時 - フォームが開いた時とフォームのサイズが変更されたときに発生
- Unload - 読み込み開放時 - フォームを閉じる時、フォームが非表示になる前
- Close - 閉じる時 - フォームを閉じる時、フォームが非表示になる時
- Activate - アクティブ時 - フォームがフォーカスを受け取り、アクティブになる時
- Deactivate - 非アクティブ時 - フォーカスが他のウィンドウに移動する時
- GotFocus - フォーカス取得後 - フォームがフォーカスを受け取った時
- LostFocus - フォーカス喪失後 - フォームがフォーカスを失った時
- Click - クリック時 - マウスの左ボタンをクリックしたとき
- Dblclick - ダブルクリック時 - マウスの左ボタンをダブルクリックしたとき
- MouseDown - マウスボタンクリック時 - マウスボタンを押したとき
- MouseMove - マウスボタン移動時 - マウスを動かしたとき
- MouseUp - マウスボタン開放時 - 押していたマウスボタンを離したとき
- MouseWheel - マウスホイール使用時 - フォーム ビュー、データシート ビュー、ピボットグラフ ビュー、またはピボットテーブル ビューでマウス ホイールが使用されるときに発生
- KeyDown - キークリック時 - フォームにフォーカスがある状態でキーを押したとき
- KeyUp - キー開放時 - フォームにフォーカスがある状態でキーを離したとき
- KeyPress - キー入力時 - フォームやコントロールにフォーカスがある状態で、ANSI 文字コードに対応するキーまたはキーの組み合わせを押して離したとき
- Error - エラー時 - フォームにフォーカスが当たっているときに Access で実行時エラーが生じると発生
- Filter - フィルタ設定時 - フィルタを設定した時
- ApplyFilter - フィルタ実行時 - フィルタを設定しフォームフィルタウィンドウを閉じたとき
- Timer - タイマー時 - フォームの "TimerInterval/タイマ間隔" プロパティの設定値に基づき、一定の時間間隔で発生
- BeforeScreenTip - ヒント表示前 - ピボットグラフ ビューまたはピボットテーブル ビューの要素のポップヒントが表示される前
- CommandEnabled - コマンド有効時 - 指定された Office Web コンポーネントが、特定のコマンドを有効にするかどうかを決定するときに発生
- CommandChecked - コマンドチェック時 - 指定された Office Web コンポーネントが、特定のコマンドにチェック マークを設定するかどうかを決定するとき
- CommandBeforeExecute - コマンド実行時前 - 指定されたコマンドが実行される前
- CommandExecute - コマンド実行時 - 指定されたコマンドが実行される後
- DataChange - データ変更時 - 指定されたピボットテーブル ビューで特定のプロパティが変更されるとき、または特定のメソッドが実行されるとき
- DataSetChange - データセット変更時 - 指定されたピボットテーブル ビューがデータに連結されていてデータ セットが変化するとき (たとえば、フィルタ操作が行われるとき) に発生。また、データ ソースから初期データが利用できるときにも発生
- PivotTableChange - ピボットテーブルの変更時 - 指定されたピボットテーブル ビューのフィールド、フィールド セット、合計が追加または削除されると発生
- SelectionChange - 選択対象変更時 - ピボットグラフ ビューやピボットテーブル ビューでユーザーが選択対象を変更するたびに発生
- ViewChange - ビュー変更時 - 指定されたピボットグラフ ビューまたはピボットテーブル ビューが更新されるとき
- OnConnect - 接続時 - 指定されたピボットテーブル ビューがデータ ソースに接続するときに発生
- OnDisconnect - 切断時 - 指定されたピボットテーブル ビューがデータ ソースから切断されるとき
- BeforeQuery - クエリ実行前 - 指定されたピボットテーブル ビューがそのデータ ソースに対してクエリを実行するとき
- Query - クエリ実行時 - 指定されたピボットテーブル ビューでクエリが必要になると発生。クエリはすぐには発生せず、新しいデータが表示されるまで発生しない場合がある
- AfterLayout - レイアウト後 - 指定されたピボットグラフ ビューのすべてのグラフのレイアウトの終了後、描画前
- BeforeRender - 描画開始前 - 指定されたピボットグラフ ビューのオブジェクトが描画される前
- AfterRender - 描画開始後 - 引数chartObjectで指定されるオブジェクトが描画された後
- AfterFinalRender - 最終描画終了後 - 指定されたピボットグラフ ビューのすべての要素の描画が終了した後
■Accessイベントが発生する順番
Open → Load → Resize → Activate → Current → Unload → Deactivate → Close