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入社時に従業員と締結する秘密保持誓約書のWordテンプレート3種類を無料で掲載しています。
従業員が業務で知り得た情報を不正に持ち出したり、第三者に開示したりすることを防ぐため、このテンプレートをご利用ください。
このページではA4縦で例文が異なる、次の3書式を掲載しています。
企業の規模や業態に応じて、Wordで修正しご使用ください。
内容・文書・文字は確認していますが、自己責任でご使用ください。
関連のテンプレートに「社員教育、訓練~社員と新入社員教育シート」がありますのでご利用ください。
例文1
秘密保持誓約書
私は、貴社に採用されるにあたり、以下の事項を遵守することを誓約します。
第1条(秘密情報の定義および保持義務)
1. 私は、貴社の就業規則および秘密保持規程に従い、以下の情報(以下「秘密情報」という)について、貴社の許可なく開示、漏洩、使用、または第三者へ提供しません。
事業運営、製品開発、製造、販売、技術、原価、価格決定に関する情報
財務、人事、業務提携、取引先情報および社内戦略に関する情報
上司または会社が秘密情報として指定した情報
その他、業務上知り得た一切の機密情報
2. 私は、秘密情報を厳格に管理し、適切な方法で保護します。
第2条(秘密情報の管理と帰属)
1. 私が業務上秘密情報を作成・取得・変更・削除した場合、速やかに貴社に報告し、適切に取り扱います。
2. 私が業務中に創出・編集・開発した秘密情報の一切は貴社に帰属し、個人的な権利を主張しません。
3. 貴社の指示がある場合、秘密情報を適切に返還・破棄します。
第3条(秘密保持の期間および退職後の義務)
1. 私は、貴社に在籍中のみならず、退職後も秘密情報の開示、漏洩、使用、提供を行いません。
2. 退職時には、秘密情報を含む書類、データ、機器等をすべて返還し、一切の情報を保持しません。
第4条(違反時の責任)
1. 万が一、私が本誓約に違反し、秘密情報を開示・漏洩・不正利用した場合、貴社が被る損害に対し、その全額を賠償する責任を負います。
2. 必要に応じて、貴社は法的措置を講じることができ、私はその決定に従います。
第5条(誓約の有効性)
1. 本誓約は、私の入社日から効力を発し、退職後も継続して適用されます。
2. 本誓約に関する解釈および紛争については、日本国法を準拠法とし、貴社の所在地を管轄する裁判所を第一審の専属管轄裁判所とします。
例文2
秘密保持誓約書
私は、貴社に採用されるにあたり、以下の事項を遵守することを誓約いたします。
第1条 (秘密情報の保護)
貴社の就業規則及び情報セキュリティポリシーを遵守し、以下に示される貴社の技術上または営業上の情報(以下「秘密情報」という)について、貴社の許可なく、いかなる方法をもってしても、開示、漏洩もしくは業務目的以外での使用をしないことを約束いたします。
1. ソフトウェアのソースコード、アルゴリズム、設計図
2. 顧客データベース及び取引先情報
3. 開発中の製品やサービスに関する情報
4. 社内システムやネットワーク構成に関する情報
5. その他、上司または情報セキュリティ管理者により秘密情報として指定された情報
第2条 (知的財産権の帰属)
1. 業務遂行中に創出または獲得した秘密情報について、速やかに貴社に報告いたします。
2. 私が関与して創出された秘密情報に関する知的財産権は、貴社に帰属することを確認し、これに対する権利主張を行いません。
第3条 (他社情報の持ち込み禁止)
私は、第三者が保有するあらゆる秘密情報を貴社に持ち込まないことを誓約いたします。特に、前職で取得したソースコード、顧客情報、業務ノウハウ等の秘密情報を一切持ち込まず、利用しないことを約束いたします。
第4条 (退職後の義務)
貴社を退職した後も、秘密情報について、開示、漏洩もしくは使用しないことを約束いたします。この義務は、当該情報が公知となるまで継続するものとします。
第5条 (違反時の責任)
本誓約書の内容に違反し、貴社の秘密情報を不正に開示、漏洩もしくは使用した場合、法的責任を負うことを確認し、貴社が被った損害を賠償することを約束いたします。
ページ1
ページ2
例文3
秘密保持に関する誓約書
私は、株式会社〇〇(以下「貴社」という)への入社にあたり、以下の事項を誠実に遵守することを誓約いたします。
第1条(目的)
本誓約書は、貴社の営業秘密及び知的財産の保護を目的とし、その適切な管理・運用のために必要な事項を定めるものとします。
第2条(秘密情報の定義)
本誓約書において「秘密情報」とは、貴社の事業活動に関して、文書、電磁的記録、口頭、その他形式を問わず開示または知得した以下の情報をいいます。
1. 経営戦略、事業計画、財務情報に関する事項
2. 製品・サービスの研究開発、設計、製造工程、原価に関する事項
3. 顧客データ、取引先情報、市場分析データに関する事項
4. アルゴリズム、ソースコード、技術仕様書等の技術情報
5. 人事情報、組織体制、給与体系に関する事項
6. マーケティング戦略、価格設定方針に関する事項
7. その他、貴社が秘密情報として指定した一切の情報
第3条(秘密保持義務)
1. 私は、秘密情報について、貴社の事前の書面による承諾なく、第三者に開示、漏洩せず、また貴社の業務遂行以外の目的で使用しないことを誓約します。
2. 私は、ソーシャルメディア、クラウドストレージ、個人用デバイス等を通じた秘密情報の取り扱いについて、貴社の情報セキュリティポリシーを遵守します。
3. 私は、在職中及び退職後において、競業他社等への秘密情報の持ち出し、転用を一切行わないことを誓約します。
第4条(情報管理)
1. 私は、貴社から貸与された情報機器、記録媒体等を適切に管理し、私用目的での使用を行いません。
2. 業務上作成した文書、データ等の秘密情報は、すべて貴社に帰属することを確認します。
3. 私は、定期的に不要な秘密情報を適切な方法で廃棄・削除することを約束します。
第5条(発明等の権利帰属)
1. 私が職務上創出した発明、考案、意匠、著作物等の知的財産権は、すべて貴社に帰属することを確認します。
2. 私は、職務上創出した知的財産について、貴社による権利化手続きに協力することを約束します。
第6条(退職時の対応)
1. 退職時には、保有する秘密情報を貴社に返還または破棄することを約束します。
2. 私は、退職後も本誓約書に基づく秘密保持義務を永続的に負うことを確認します。
第7条(損害賠償)
1. 本誓約書に違反して秘密情報の漏洩等を行った場合、貴社に対して損害賠償責任を負うことを確認します。
2. 前項の損害賠償には、貴社の信用失墜による損害、逸失利益等の間接損害も含まれることを確認します。
第8条(その他)
1. 本誓約書に定めのない事項については、貴社の諸規程及び関係法令に従います。
2. 本誓約書の解釈に疑義が生じた場合は、貴社と誠実に協議することを約束します。
以上、本誓約書の内容を理解し、これを誠実に遵守することを約束いたします。