レコード移動ボタンは作成しましたが、新規入力や修正した場合のボタンがないので[追加]ボタンを作成します。追加ボタンをクリックするとレコードは自動的に登録されて、新規入力画面に移動します。
今回はボタンのウィザードを使用しないで新規に作成し、そのボタンにマクロを設定します。
■ 追加ボタンのタブ移動順を設定します
下が新規に追加ボタンを作成したフォームです。
コントロールからボタンを作成し、背景色・境界線色・標題・ボタンの位置を設定してください。
最後のメールを入力し、次に追加ボタンに移動するようタブ移動順を設定します。
初めにメールのテキストボックスのタブ移動順を取得します。
1.メールのテキストボックスを選択します。
2.プロパティシートの[その他]タブ - [タブ移動順]を取得します。 ここでは「9」になっています。
追加ボタンを選択し、プロパティシートの [タブ移動順]にメールのテキストボックスの次の「10」を入力します。
これでメールのテキストボックスでEnterキー等を押すと、自動的に追加ボタンへ移動できます。
■新しいレコードに移動するマクロを設定します
追加ボタンを選択し、プロパティシートの [イベント]タブ - [クリック時]右の[・・・]ボタンをクリックします。
ビルダーの選択が開くので、[マクロビルダー]を選択します。
マクロの登録画面が開きます。
新しいアクションの追加のコンボボックスから[レコードの移動]を選択します。
レコードのコンボボックスから[新しいレコード]を選択し閉じます。
これで追加ボタンにマクロを設定できました。
顧客マスターフォームをフォームビューで開き[追加]ボタンをクリックします。
これで入力したデータは登録され、新規入力画面に移動します。
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